Television Commercials 2


このCMを作った当時日本は不況が深刻になり、リストラや消費の低迷が問題になりつつありました。こういうご時世でいかにしてソフトウエアを買ってもらうかという疑問に対してポジティブなメッセージを送ろうと考えました。　コンピューターとソフトウエアを使ってこれまで自分が出来ないと思っていたことを実現させて自分の隠れた才能、可能性を最大限に引き出そうという自己啓発がテーマでした。不況のあおりで制作予算をなるべく抑えて欲しいとの要望もあってコストの高いセットはすべてなくし、スタジオの白いホリゾントで役者さんがインスピレーショナルなメッセージを述べるという手法をとりました。









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「可能性を探求しよう」というテーマを大変気に入ってもらえたクライアントから今度はウエブとの関連性を強調して欲しいという要望がありました。様々なスローガンを考えたあげく最終的にはこれまでの「可能性」の延長線上にあたる「ウエブの可能性を発見しよう」に決まり、再び低予算ということで今回もセットなしの白ホリゾントで撮影することになります。ただし前回のCMと差をつけるためにも今回は最小限の家具をIKEAでスタッフ自ら調達し、カメラの動きを加え、ストーリー風にしました。　ネットを通じて知り合った若い男女がメッツのソフトウエアを使ってホームページ作成の個人授業をしているうちに恋に落ちていくという話ですがこれは自分がネットを通じて多くの音楽好きの仲間達と知り合えた実体験を元に思いついたものです。今ネットでこのホームページをご覧になっているあなたとも明日は私とお仕事をしている仲であれば嬉しく思います。